with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

ミートボール(肉団子)

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母直伝,我が家のお正月用ミートボール


私はこの世の中で1番美味しいミートボールは、
母直伝の一度唐揚げして、甘酢をまとわした、ミートボール(肉団子)だと思っています。
そして、それ以外に「これは美味しい❣」と思っているミートボールは、
香辛料の効いた独特な味の『アモーレアベーラ』のミートボールです。

定番メニューに、ミートボールパスタがあるのですが、
昨日食べたミートボールパスタは👇これです。

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『アモーレアベーラ』メニューより

昨日は、お店お薦めのこちらを選びました。
絶品トマトソースに、チーズ。そしてミートボール😍
パスタの指名権のある主人は、迷わずこれを選びました。

ちなみに、私の指名権はピザにあり、大勢で来て何枚食べようが、
必ず1枚目はマッシュルームピザを選びます。

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マッシュルームピザ


私は、ミートボールパスタを食べる時、必ず思い出す映画があります。

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ディズニー映画『わんわん物語』より

わんわん物語』(わんわんものがたり、原題:Lady and the Tramp)
1955年6月16日公開のディズニーによるアニメーション映画。
トランプとレディがスパゲッティを食べている最中に偶然キスをするシーンは有名であり、イギリスのTotal Film誌が選出した
「映画史に残る最高のキスシーン50」では第8位に選ばれた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』


映画を観た当時は、「映画史に残る最高のキスシーン」はもちろんの事、
ミートボールスパゲティなる食べ物の美味しそうな事、
後ろでアコーディオンを演奏する、でっぷりと太ったおじさん、
テーブルクロスの模様や、テーブルの上に置かれた細長い物、
(今ならグリッシーニと分かります)等々。
子供心に、「イタリアって、こんなんなんだ…」と思っていました。

ところが!さっき調べてみて、舞台はアメリカのニューイングランドで、イタリアではなく、
食べていた場所が、ただイタリアンレストランだったのだと、
この歳になって、初めて知りました(◎_◎;)
多分、スパゲッティ=イタリアだと思い込んでいたようです。
(たまにありませんか?こんな事?私だけ?)

1956年、日本公開とありますから、私が生まれる前から観られていたようですが、
私がいくつの時に、どこの映画館で観たかは定かではありません。
多分、昔々芦屋にあった『芦屋会館』か、三宮の『朝日会館』だとは思うのですが…
母に聞いても覚えていないようです。


少しミートボールの話を母に戻すと、
『母直伝のミートボール(肉団子)』は、我が家の欠かせないおせち料理ですが、
今はそれに細ネギを加えるなどアレンジを加えて、姉が作ってくれます。

姉は、国産豚100%で作りますが、母はハンバーグも牛肉100%でしたが、
牛肉を使うことが多く、ミートボール(肉団子)は合いびき肉で作っていたと思います。
端がところどころ黒く焦げていて、カリカリだったと思います。
そこが又特別美味しかったのです。

母にその辺、「ちゃんと聞かなきゃ」ですね(^_-)-☆


今日は、昨日の『アモーレアベーラで食べたミートボールパスタ』から、
色々なことを思い出しました。

幼い頃に観た映画の事。
『芦屋会館』の事。

どちらにも懐かしい思い出があります。
明日以降書きたいと思います。





2021年 初詣

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村上隆チェリーブロッサム フジヤマ JAPAN)


2021年、氏神さんである『芦屋神社』に、
母と主人と3人で初詣に出かけました。
去年1年色々ありましたが、家族が幸せに健康で過ごさせて頂いたお礼と、
今年の健康と、皆の幸せを祈りました。

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ソーシャルディスタンスを取っての1組ずつ拝殿に上がりました。

私は、結婚するまでこの『芦屋神社』のすぐ近くに住んでいて、
紅白が終わり、除夜の鐘が鳴り始めると、家族でお参りに行ったものでした。

母は、今の住まいのJR芦屋近くに引っ越してからも、神棚に祭るお札を頂きに、
毎年お参りに来ていました。

『芦屋神社』まではJR芦屋から、北へかなりのカーブの坂道を
健康な人の足で20分ほどかかります。
去年までは、母は行はタクシーで来て、帰りは坂道を歩いたようです。

今の、シルバーカーを押して歩く母を見ると、
どれだけ去年のコロナ禍で、体力を奪われたかと改めて悔しく思います。

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新しいお札と、今年の絵馬を頂きました。

久々に訪れた『芦屋神社』は、以前にはなかった駐車場ができていて、
そこから楽に拝殿まで行けて、すっかり高齢者に優しい
バリアフリー対応の神社になっていました。

これならば、母がもう少し年老いて車椅子になっても、
毎年お参りに来れそうです。


その後、山越えをして、以前紹介したことのある
宝塚の『アモーレアベーラ』へ3人でランチに行きました。

withtheage.hatenablog.com

ランチのセットメニューもありますが、我が家には外せないメニューがあります。

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カンネローニ

焼きたてグリッシーニに付けてたべる、ソースは最高に美味しいです。

主人と二人では、ピザとパスタを食べると、お腹が一杯でなかなかカンネローニまで
食べられません。
ですので、母か友人と来た時には必ず真っ先に頂きます。

今日は母がいたので、この他に、サラダ、マッシュルームピザ、ミートボールパスタを
頂きました。( ^)o(^ )( ^)o(^ )( ^)o(^ )


お店を出て、帰り道の途中、鷲林寺という阪神間が一望できる場所にある
カフェに寄りました。

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TAOCA COFFEE 鷲林寺ロースタリー

お天気も良く温かくテラスで、母は息子とお嫁ちゃんとLINE電話し、
「今日はね、お母さんたちにこんなところまで連れてきてもらっているのよ。
 芦屋神社にも行けたし、美味しいものも食べられて、おばあちゃんはしあわせ」
と、
話していました。

旦那様も、お店で手動の小さなミルを買って嬉しそうでした。

新年早々、HAPPYな3人でした。

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カフェ ラテ



taocacoffee.jp

『obiobi』お正月オードブル

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obiobi お正月用オードブル

年末31日朝、神戸三宮『WINE BAR &DINING obiobi』から、
こんな豪華なオードブルが送られてきました。

obiobiオーナーシェフが、親戚のSさんの息子さんで、
三宮の裏通りの、隠れ家的知る人ぞ知る名店です。

おしゃれな神戸の大人が集う、なかなか予約の取れないお店です。

美味しいWINEと、じっくり炭火で焼き上げる肉料理や、
シェフ独自の和洋折衷な創作料理は、どれも他では味わえない逸品です。

お味はもちろんですが、私が感心するのは、その盛り付けの美しさです。
どの席の方も、運ばれてくるお料理の美しい一皿に感動の声を上げられます。

我が家のお祝い事や、友人のお祝い事にはよく予約させて頂きます。

そんなobiobiのお正月用のオードブルです。

Sさんが、「息子の店の売り上げ協力ですから、お気遣いなく」と、
贈って下さいました。

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お品書きです。

今年は、特にお正月料理も用意していなかった我が家にとって、
思ってもいなかったご馳走です。

このお品書きの裏には、調理方法が書かれていて、
家に居ながらにして、obiobi の味が堪能できそうです。
本来なら、友人を招いて頂きたいところですが、それもままならず、
母と主人,私三人で頂こうと思います( ^)o(^ )

obiobi のような人気店でも、2020年は休業や時短営業を余儀なくされ、
大変な年だったそうです。
今年も座席数を減らしての営業のようで、コロナ禍以前に戻るのには、
まだまだ時間がかかると思います。

神戸三宮近くにお住いの方で、wine のお好きな方がいらしたら、
是非 obiobi に行かれて、ソムリエと相談して色々召し上がって下さい。
必ずお気に入りの wine が見つかりますよ。
(主人の友人のwine商人が、ソムリエさん達のレベルの高さと、
 品揃えにお墨付きをくれています)

お酒を飲まれない方でも、美食家のお友達との女子会や、お祝いイベント、
男性の方であれば、奥様や彼女さんを連れて行かれたら、
あなたの株が上がること間違いなしです(^_-)-☆



obiobi.jp

2021年 謹賀新年

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🎍あけましておめでとうございます。


年末は何かと忙しく、Blogを更新できないでいました。

年末、恒例の東京の姉の家での、母を囲んでの新年のお祝いを諦め、
31日に、母と主人と3人で1人用のおせちを買ってそれをつまみ、
宮崎から取り寄せた、父の思い出の詰まった、
『戸隠の釜揚げうどん』を年越しそばの代わりにして頂きました。

立派なおせちでしたが、やはり母の作る「肉団子」「ぶりの照り焼き」
のないおせちは物足りませんでした。

ですが、『戸隠の釜揚げうどん』を、東京の姉家族、息子夫婦全員それぞれの家で食べ、
初めて食べたお嫁ちゃんが、「2020年に食べた麺類の中で1番美味しかった❣」と
言ってくれました。
年末、『戸隠の釜揚げうどん』は、離れ離れの家族を繋いでくれた一品でした。

今年、まだまだ収束の気配のないコロナですが、その暗い気持ちに負けないように、
母とぼちぼち歩み、楽しい1年を過ごしたいと思います。

皆様にとっても、素敵な1年でありますように。
 

お疲れ様。おかえり。

夕方6時、郵便局の配達がありました。

「なんだろう?思い当たらないなぁ…」と
受け取ってみるとびっくりしました。
なんと、私が今年3月にフィリピンの息子に、EMS(国際スピード郵便)
で送った荷物でした。

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2020年3月末にフィリピンへ送りました。

息子は去年春からフィリピンに駐在していました。
今年3月にマニラがロックダウンして、なかなか食料品を買いに行けないと聞き、
缶詰やら、即席のお味噌汁や、マスクなどを送りました。

その後、急に会社より帰国命令が下り、息子は4月に帰国しました。

EMSの追跡レポートを見ると、息子の帰国日に、
荷物は彼のマンションに届き、行き違いになり、
その後、マニラの郵便局に留め置きになっていました。

私が最後に追跡レポートを確認したのは、9月だったと思います。
その時も、マニラ郵便局にありました。そんな感じでもう荷物は諦めていました。
連絡が取れるものなら、「誰か開けてマスク使って下さい」と言いたかったです。

その荷物が、帰って来たのです。

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食料品とマスク

荷物は開けられた様子はないのですが、どんな環境にあったか分からないので、
缶詰とマスク以外は捨てることにしました。


実はこんなこともありました。
去年、2019年4月に赴任した息子に、誕生日カードを送ったのですが、
当初泊まっていたホテルから、マンションに引っ越す時期と重なったようで、
息子の手元には、このカードは届きませんでした。

ところが、今年2020年4月にカードが送り返されてきたのです。

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2019年4月3日に送りました。

なんと1年間もこのカードは旅をしていたのです。
届いた荷物もそうですが、良く帰って来れました。

たくさんの人の手に渡って、無事帰って来たことになります。
コロナ禍で、マニラの郵便局の方達もご苦労なさっていると思います。
感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、はるばる海を越えて帰って来た荷物には、

   お疲れ様。おかえり。

大掃除

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今日は朝から母の家の大掃除をしました。

以下が今日のミッションでした。
 ①冷蔵庫の掃除
  元々母一人なので、食料品は少なく綺麗ではあるが、
  野菜室を取り出して洗い、冷凍食品の整理をし、100均のカゴで仕切りを付ける。
 
 ②エアコンの掃除
  1台は自動掃除付エアコンで、外側のみ拭き掃除
  母の寝室のエアコンのフィルター洗い。拭き掃除

 ③マンションの廊下側の掃除
  窓と扉、インターホンの拭き掃除。
  
 ④ベランダの掃除
  排水溝の掃除。掃き掃除。

 ⑤電気傘の掃除

 ⑥神棚の掃除

と、ここまでは母一人暮らしの小さな部屋なので大した時間もかからず、
午前中に終わりました。

昼食後、
 ⑦お風呂の掃除
  浴槽。ふた。洗い場。シャワーチェア。等々。

これが1番時間がかかりました。
母は日頃、柄のついたモップで浴槽を洗っているのですが、
やはりそれだけでは取れない汚れやカビが付いていました。
特に、浴槽に入れるマットとシャワーチェアの足などの汚れは
母では身体的にとれないのでしょう。だいぶ汚れていました。
ある程度カビ取りをして、後はこの子👇の出番です。

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以前姉が、私が母の浴槽を掃除するのが楽になるようにと、
買ってくれました。

浴槽はもちろん。天井や壁がとても楽に掃除ができます。
腰が痛くならないので、すごく助かっています。

私も若いつもりでも60+〇歳です。無理は禁物です。
このぐらいで勘弁してもらいました(^^;)

後、仏壇の掃除と窓ふきは、
「私も少しはしなくちゃね」と母が後日すると言っていました。


本来なら、明日から東京へ行って、姉の家で孫たちも集まって、
賑やかなお正月に向けての、楽しい時間が始まるはずでした。

補聴器も新調し、「今度は、皆の会話がちゃんと聞けるわね」
楽しみにしていたのに、母は本当に寂しそうです。

来年こそは、ワクチンが出回って安心して東京に行けるようになっていて欲しいです。

🎇MERRY CHRISTMAS💛

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西宮ガーデンズにて

今日はクリスマスです。
ツリーの写真は、12月の初めに西宮ガーデンズで撮りました。

👇これは、母のお気に入りツリー写真です。

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「印刷して頂戴ね」と言っています。


24日の西宮ガーデンズは、大勢の人であふれていました。
から揚げの美味しい『ミュウヘン』には、クリスマスチキンを、
西宮阪急中のケーキ屋さんには、クリスマスケーキを買う人の大行列ができていました。
今日もきっと同じように、混雑していると思います。
そこには【三密】と言う言葉は見当たりません(^^;)


私達小さい子供がいなくなった、リタイヤ夫婦にはクリスマスは
あまり関係ない行事になりました。玄関の扉にクリスマスリースを掛けるぐらいです。
Dinnerも旦那様に骨付きチキンを焼いて、JJからもらったバームクーヘンを食べて、
チャンチャン(^_-)-☆ささやかなクリスマスとしました。


母にとってもそのようです。
母にクリスマスの思い出を聞いても、

「覚えてないわねぇ🙄お正月のことはよく覚えているんだけどねぇ」
と言います。

私の6歳ぐらいの記憶にある、窓際に吊るした靴下の中に、
🖍ペンシルチョコレートだけしか入っていなくて、悲しかった思い出の話をしても、
「お父さんがいれたんでしょうね😷」と、父のせいにします。

確かに、クリスマスは父にまつわるエピソードの方が多い気がします。

父は、当時百貨店に勤めていて、その関係でクリスマスは、
毎年大きなパーティーを主催していたようで、
そのパーティーの残りと思われる、ホールケーキをいくつも持って帰ってきていました。
ですので、私達兄姉はクリスマスケーキ、ホール1個づつを食べていました。

そのケーキは日持ちをさせるためでしょう、🎂バターケーキでした。
それはそれで美味しかったのですが、
後に食べた生クリームのケーキ美味しさに、感動したのを覚えています。

父が百貨店を辞めてからは、アイスのクリスマスホールケーキを、
母は買ってくれていました。

私の子供の頃、アイスのクリスマスケーキが流行ったことがありました。
うちもアイスのでした😄😄😄」と、言われる方もいるのでは…
母はアイスが好きではないので、誰かのリクエストだったんだと思います。

今年は、友人とのクリスマス食事会もなく、
東京へ行って、お正月の準備をすることもなく、日常を送る年末になりました。

来年は、母も私達夫婦も忙しい年末が帰ってくるように祈るばかりです。



🎄最後に母から皆様へ

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