with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

オードリーに魅せられて

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ローマの休日より


私はオードリーヘップバーンが大好きです。

私が今までの人生で、1番観た映画は【ローマの休日】です。

      👆私の1番好きな写真のこの彼女のcuteな笑顔と


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   👆この彼女の気品あふれた佇まいにずっと魅せられています。


初めて見た時から、いつか彼女がソフトクリームを食べていた
イタリア、ローマにあるスペイン広場や、
”真実の口”のあるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会を
訪ねたいと夢見ていました。

2013年8月、その夢は叶いました。

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真実の口

真実の口に手を入れるべく列に並び、ガイドのお兄さんに
「ハイハイ❗️早く手を入れて❗️はい写真撮るよ」と、促され記念撮影をしました。
その後、教会に入ろうとすると、
若いタンクトップやホットパンツのお姉さん達に、
次々とスカーフが渡されているのをみました。
ローマの他の教会ではありませんでしたが、
この教会に入るためには、肌をあまり露出してはいけないそうです。

教会の内部はとてもカラフルですが、それには不似合いに、
祭壇に置かれたしゃれこうべには、少し怖い感じもしました。
真実の口から礼拝堂を通って
その間、ベンチにしばらく座って調度品などを鑑賞したりしながら、
出口までゆっくりと、オードリーに思いをはせながら歩きました。


オードリーの容姿はもちろんですが、
私は、彼女の生き様にも強く惹かれます。
【あら?そうだったかしら?】の回でも書いたように、
時に触れ彼女の言葉を思い出すことがあります。

彼女の言葉は、何冊もの名言集として出版されています。

私はその中でも、彼女の晩年の言葉がとても好きです。

58歳でユニセフと出会い、その活動を通じて、
自分が何のために生まれてきたのかを知り、
なんのために有名になったのかを知ったと言っています。


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中でも、私が1番好きな言葉は、
癌に侵されて、自分の最期を知ったオードリーが
最後のクリスマスに息子達に贈った言葉の中にあります。

As you grow older that you have two hands,
one for helping yourself,
one for helping others.

としをとると、人には二つの手があることに気づきます。
一つの手は自分を支えるため、
もうひとつの手は誰かを助けるため。


私の【素敵な歳の重ね方】の指針となっている言葉です。