新しく読者になって下さった方のブログを読ませて頂きました。
久しぶりに編み物をされているようです。
私も不器用なのですが、編み物が好きです。
はるか昔高校生の時、好きな男子に手袋を編んだ思い出があります。
ただ、途中から片手を母が手伝ってくれて、
明らかに右と左の仕上がり具合が違う、
手伝ってもらったのがバレバレの品になりました。
今から考えると、何故ハードルの高い手袋にしたのか?
マフラーぐらいにしとけば良かったと反省します。
大学生になって、同窓会で会った彼にわざわざ言われました( ̄^ ̄)
「最近机の奥から出てきた」と。
してないんかい❗️ 同窓会でわざわざ言う事⁉️
まぁ(^^ゞ今になれば、ブログネタに使えたので感謝します。
おっと。そんな恨み言、言いたくて書きだしたわけではありません。
編み物で思い出す方がいます。
以前私が勤めていた、老人ホームのH様です。
ホームに引っ越されて来た時は既に98歳だったと思います。
いつもロングのスカートをはかれ、手押し車を押してですが、
ホームの中をお一人で自由に歩かれていました。
洋館が似合いそうな気品のある、『ご婦人』と呼ぶにふさわしい方でした。
誰に対してもお優しく、私達職員に「ありがとう」「ありがとう」と、
いつも笑顔で接して下さいました。
そんなH様のお部屋に伺うと、
彼女はいつも毛糸の帽子を編んでいらっしゃいました。
それも毛糸の色合わせがとてもハイカラで、
(私にも一つ下さい)と何度言いかけた事でしょう(^-^;
こんなにたくさんどうされるのかお聞きすると、
手編みの帽子を、ボランティア団体に送る活動を
されているとおっしゃっていました。
「以前は絵手紙を書くことが好きだったけど、
もう手が震えて上手く書けなくなったの。
今の私に出来ることはこれぐらいですから」
素敵です。素敵とか言いようがないですよね。
いくつになっでも、人に優しく社会奉仕の精神をお忘れにならない。
昨日書いた、オードリーの言葉にも通ずると思います。
実は、以前書いた【年金問題】回の薔薇の話は、
H様の100歳のお誕生日の日の出来事なのです。
彼女を祝うために、1輪ずつバラの花を持たれたご家族やご友人が、
お部屋から溢れていらっしゃいました。
皆様から愛されていらっしゃたのがよく分かりますよね。
私がホームを離れて10年近くになりますが、
確か4,5年前までは、お元気だったと聞いています。
今どうしていらっしゃるでしょうね。
H様は【素敵に歳を重ねたお手本】のような方でした。
H様がどの団体のボランティアをされていたかは分かりませんが、
調べてみるといくつかありました。
残念なことに、厳しい環境に住む子供たちのために、
活動されていた団体が、安全に輸送するためのリスクが高まって、
2021年をもって活動を終了されるとの記事👇もありました。
再開できる日が来ると良いですね。
日本でも活動されている団体がいくつかあるようです。
友人JJと言ってます。
「将来年老いて、出来ることあるかなぁ?
私達も今のうちに、毛糸で帽子編むの習いに行こうかねぇ」と。
帽子を編みながら、
(話はかみ合わなくなってるかも。同じ話の繰り返しかもだけど)
いつまでも女子⁉会が出来たら最高です。