with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

もう一度見たいドラマ

今週のお題「もう一度見たいドラマ」

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逃げるは恥だが役に立つ


私は、この2か月の間に、同じテレビドラマのブログを2編書きました。

2編とも、2016年10月期にTBSで放送された、
逃げるは恥だが役に立つ』の百合ちゃんの言葉についてです。


1回目は、11月22日です。

主人公森山みくり(新垣結衣さん)の伯母土屋百合(石田ゆり子さん)と、
百合に好意を寄せる風見涼太(大谷亮平さん)を好きな女子との会話です。

アラフィスの百合が17歳も年下の風見と付き合うなんて・・・と、
女子が百合に言いに来ます。

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👧アンチエイジングにお金を出す女はいるけど、
 老いをすすんで買う女はいない」

「あなたはずいぶんと 自分の若さに価値を見出しているのね」

「お姉さんの半分の歳なので」

ここで百合はため息のように肩を落とし言います。

「私がむなしいと感じるとすれば、
 あなたと同じように感じている女性が、この国にはたくさんいるということ」

「今あなたが価値がないと切り捨てたものは、
 この先あなたが向かって行く未来でもあるのよ」

「自分がバカにしていたものに自分がなる。
 それって辛いんじゃないかな」

「私達の周りには、たくさんの呪いがあるの。
 あなたが感じているのも、その一つ」

「自分に呪いをかけないで。
 そんな恐ろしい呪いからは、さっさと逃げてしまいなさい」



2回目は、12月6日です。

部下の男子と女子に、別の部下が産休をとることを伝える場面です。

👦「エー また一人減るんですか?」

「うん。産休に入るんだって」

「最悪!」 👩‍🦰「ぶっちゃけ、めいわく!」

「そういうこと、言わないの」

「土屋さんだって、仕事ふえるでしょ」 「むかつきませんか」

「わるいけど、もうそんな、じげんにない」

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「感 謝」

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「感 謝?」


「私の分まで、産んでくれて、

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 ありがとう❣」


「そういうもんすかね」

「この歳になるとね、もう、しっとなんか、通り越しているの」
「でも、言われますよね。女に生まれたからには、どうのこうの…」

「気にしなきゃいいのよ。
 だって、そのぶん働いてるもの! 
 税金おさめてるもの!」

「だからね、あなた達も、ブーブー言わない」

「今どき 産休に理解のある会社のほうがいいでしょ」
「それに、福利厚生があるってことは、まだ、安泰ってことよね」




どちらの言葉も、素敵ですよね。
現実にこう言える女性がいたら、憧れますよね。

逃げるは恥だが役に立つは、もちろん新垣結衣さんの「あざと可愛い」演技や、
星野源さんの(ご本人とはかけ離れた)不器用な男性の成長、
大好きな古田新太さんと、藤井隆さんの掛け合いなど、
全てが面白い番組でした。

ですが、時々ストーリーとはあまり関係なく入りこむ、
『百合ちゃんの言葉』は、どれも女性へのエールに聞こえました。

2021年1月に新春スペシャルドラマが放送されるという告知を観ました。

百合ちゃんが次は、どんな素敵な言葉を贈ってくれるのか、
今からとても楽しみです。



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