with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

あなたに☆印を

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最近、この言葉を使う時、一旦使ってよいものかどうか考える言葉があります。

その言葉は、『頑張って』『頑張って下さい」です。

いつ頃からでしょうか?
「頑張っている人に、「頑張って」と言ってはいけない」という風潮になったのは。

病気の治療などで頑張っている人が、もう十分頑張っているのだから、
これ以上「頑張って」とは言ってほしくないという気持ちは理解できます。

けれど、私はそれに代わる言葉が見つからない時があります。
それをずっと考えていました。


その答えではありませんが、私が読者になっている方のブログで、
「こう考えられるって素敵だなぁ」と思う言葉がありました。

障がいのあるお子様を育てられているお母様の言葉です。

「頑張って!」は言い方次第で、
 魔法の言葉にもなります。

信頼のおける専門家の人から言われる「頑張って」「まだ頑張れます」には、
「希望」
が湧くと言われます。

『頑張って』と言う人と、言われる人の信頼関係の上では
それは魔法の言葉になるのですね。

そうですよね。私もその通りだと思います。
そう言って下さって、私とても嬉しかったです。ありがとうございます。


それでも、私はできていると思っているのに、
果たして言われる方が、私との信頼関係が出来ていると思われているかは不安です。

『頑張って』が言えないのであれば、それに代わる言葉は見当たりませんが、
私は、「あなたをみていますよ」と言うメッセージを送ることが、
『頑張って』に通ずると思っています。

だとすると、はてなブログの☆印はとてもシンプルにそれを伝えらえて
良いなぁと思います。

個人的な情報は知らなくても、ご家族に障がいを持った方がいらしたり、
ご本人が病気になったり、自分ではどうする事もできない
不運に見舞われていることを知れば、
『頑張って』の☆印がいつもより多くついているように思います。



私はブログを始めてから、言い辛かった『頑張って』を、
素直に☆印を付けることで、伝えることが出来るようになりました。

『頑張って』という言葉がダメなら、
目の前の人にも、「あなたをみていますよ」の☆印を言葉にして、
「あなたに☆(星)印を」と言いたいです。