with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

お正月の用意②

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大阪岸澤屋 黒豆甘煮

12月2日に書いた、とり松の「鯖のおぼろ」に続き、

我が家のお正月に欠かせない黒豆をご紹介します。

 

大阪心斎橋にある岸澤屋さんの黒豆です。

 

itp.ne.jp

 

 通年であれば、友人、ご近所さんなどの、ほんの少しの一年のお礼のために、

15個ほど取り寄せていたのですが、コロナ禍で会えなかった方に渡しに行くのも

どうかと思い、今年は、母、姉、ご近所さんと我が家の分だけを、

西宮阪急で取り置きをお願いしました。

 

昨日、それを取りに行きました。

丁度私の後ろの方が、この黒豆の残りの数を聞かれていましたが、店員さんが、

「年内はお店に出ているだけです」と話していらっしゃいました。

やはり、予約が正解でした。

 

1年のお礼にご近所に伺うと、高齢の方が多く、

「お正月まで待てないから、頂いたら次の日からお茶うけに🍵してるのよ😊」と、

喜んで頂いています。

 

岸澤屋さんとのお付き合いには、私の実家と長い歴史があります。

元々は、私が小学生時代お隣に住んでいた、

(後にある百貨店の社長になられる)Mさんに父が教えて頂いたお店です。

 

Mさんは、大阪勤務の頃、お得意様のお土産に

いつも岸澤屋さんを使っています」と教えて下さいました。

 

年末29日頃から、おせち料理の用意を始めていた母は、

父がこの黒豆を買ってくるようになって、家では黒豆を作らなくなったようです。

 

 

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写真用に少し頂きました。

 

ふっくらと上品な甘みで、お好きな方は、お汁まで飲み干されます。

ヨーグルトに入れる方もいます。

この黒豆を食べると、他の黒豆は、甘すぎて食べれません。 

 

心斎橋の裏通りの小さなお店ですが、大阪では「黒豆と言えば岸澤屋」

言われるぐらい有名店です。

主人のゴルフ⛳️の1番仲良しのNさんが、岸澤屋さんのご近所で、

我が家が岸澤屋さんファンなのをご存知で、

春には必ず「いわしの辛煮』を買って来て下さいます。

これも絶品で、鰯だけを食べ終わり、残った漬け汁で私は鰯を買って煮ます。

2度美味しく頂いています。

 

今朝、母に黒豆を渡すと、早速大好きだった父の仏壇の前に置き、

「お父さん、好きだったねぇ」と写真の父に微笑みかけていました。

 

「皆さんも是非お取り寄せして下さい」…と言いたいところですが、

多分、年内の分は終わっていると思います。

最近は、百貨店でもよく見かけるようになりましたから、

運良く見かけたら、一度ご賞味下さい。

 

 

 

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