with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

お疲れ様。おかえり。

夕方6時、郵便局の配達がありました。

「なんだろう?思い当たらないなぁ…」と
受け取ってみるとびっくりしました。
なんと、私が今年3月にフィリピンの息子に、EMS(国際スピード郵便)
で送った荷物でした。

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2020年3月末にフィリピンへ送りました。

息子は去年春からフィリピンに駐在していました。
今年3月にマニラがロックダウンして、なかなか食料品を買いに行けないと聞き、
缶詰やら、即席のお味噌汁や、マスクなどを送りました。

その後、急に会社より帰国命令が下り、息子は4月に帰国しました。

EMSの追跡レポートを見ると、息子の帰国日に、
荷物は彼のマンションに届き、行き違いになり、
その後、マニラの郵便局に留め置きになっていました。

私が最後に追跡レポートを確認したのは、9月だったと思います。
その時も、マニラ郵便局にありました。そんな感じでもう荷物は諦めていました。
連絡が取れるものなら、「誰か開けてマスク使って下さい」と言いたかったです。

その荷物が、帰って来たのです。

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食料品とマスク

荷物は開けられた様子はないのですが、どんな環境にあったか分からないので、
缶詰とマスク以外は捨てることにしました。


実はこんなこともありました。
去年、2019年4月に赴任した息子に、誕生日カードを送ったのですが、
当初泊まっていたホテルから、マンションに引っ越す時期と重なったようで、
息子の手元には、このカードは届きませんでした。

ところが、今年2020年4月にカードが送り返されてきたのです。

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2019年4月3日に送りました。

なんと1年間もこのカードは旅をしていたのです。
届いた荷物もそうですが、良く帰って来れました。

たくさんの人の手に渡って、無事帰って来たことになります。
コロナ禍で、マニラの郵便局の方達もご苦労なさっていると思います。
感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、はるばる海を越えて帰って来た荷物には、

   お疲れ様。おかえり。