with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

お出かけ三種の神器

f:id:withtheage:20210108080314j:plain
カフェにて

母と出掛ける時、必ず持って行くものが三つあります。

①お座布団 ②マスクケース ③ハンカチクリップ

この3点が、母の『お出かけ三種の神器です。
今日は、そのひとつひとつをご紹介したいと思います<(_ _)>



①お座布団

f:id:withtheage:20210108091116j:plain
created by JJ

母は座る椅子によっては、長時間座っていられない椅子があります。
このブログの最初の2客の椅子は、昨日行ったカフェの木の椅子ですが、
この椅子は母の座っていられない最たる椅子です。

出先でどんな椅子に腰かけるか分からないので、必ず👆このお座布団を持って動きます。

このお座布団は、友人のJJが彼女の先輩のバザーに出していたものを、
私が買い占めたものです。
私は彼女の色や布の組み合わせが大好きです。

JJには「1SHOが欲しかったなら、プレゼントしたのに😅」と
怒られましたけどね(^_-)-☆

中のパンヤを抜いてバスタオルを入れて、母の座りごごちの良い高さにしています。

このブルーと対でピンクもあって、ピンクは私が使っていたのですが、
母が家用にも欲しいと言うので、(T_T)それも母に譲りました。


②マスクケース

f:id:withtheage:20210108093913j:plain
ピンクの小花が華やかです。

このマスクケースは、友人のC-chanのお母様が作られたものを頂きました。

以前、布のお店をされていて、その頃の余っていた布で作って下さいました。
 
このお母様もセンスが良くて、同じ形のマスクケースは、
市販でも出回っていますが、こんな素敵な柄はめったにありません。

我が家には、主人用の濃紺のペイズリー柄や洗替用など、
10枚近く作って下さいました。

主人は車のウインカーにぶら下げ、
母と私は必ずバッグの中に入れて出掛けています。


③ハンカチクリップ

f:id:withtheage:20210108094134j:plain

www.izawaya.co.jp

京都四条河原町にある『井澤屋』は、
私が京都へ行くと必ず足を運ぶお店です。

京都の和装小物の老舗で、遠方から来た友人を京都へ案内するときは、
「必ず『井澤屋』さんで買ったお土産は喜んでもらえるよ」と連れて行きます。

特に、お嬢さんのいる友人は、小物入れや名刺入れなど、
ちりめん生地で作られた小物をお土産にされます。

母の使っているハンカチクリップは、お着物を着られる方にとても人気があるそうです。
母は歳のせいで、食べこぼしが増え困っていましたので、私がプレゼントしました。
その他、マスクやお財布に着ける鈴など、母の身の回りは、
私が、『井澤屋』さんを訪れるたびに増えていきます。

始めは「なんか恥ずかしい…」と言っていましたが、
これ専用の大判のハンカチを数枚買って、その日の洋服に合わせて替えて、
毎回使うようになりました。

高齢者の女性へのプレゼントには是非お勧めですよ。


f:id:withtheage:20210108100512p:plain
昨日の母です。


母の耳周りには、眼鏡、補聴器のストラップ、マスクの紐、
散歩の時は、帽子のあご紐、食事中はハンカチクリップとにぎやかです。
でも、どれも母にとって必要不可欠なものばかりです。

せめてマスクが取れて、以前のように母がお友達と食事ができる様に、
コロナの収束を願うばかりです。JJのお座布団の刺繍のメッセージを信じて。

There is always right
behind the clouds⛅️

それまでは、お出かけ三種の神器を持って、
私と二人(+時々主人)で我慢してもらいましょう。