このブログのprofile の好きなアーティスト欄に、私は『村上隆』と書いています。
『村上隆』氏は日本の現代アートのスターです。
私が初めて彼の名を知ったのは、このサッカーボールを見てからです。
その後、こんな商品も出ました。
どれも高価で手に入れる事は出来ませんでしたが、
LINE スタンプや、UNIQLO でドラえもんとコラポしたTシャツなど安価なものは買います。
1月4日のブログの👇は、ポストカードです。
私は『村上隆』氏の作品を、身の回りに集めているコレクターだと思います。
高価なものは買えませんが、作品をじかに見る事で、記憶に集めています。
東京六本木ヒルズ52階の森美術館でおこなわれた、
2016年の【村上隆の五百羅漢図展】と去年の【STARS展】は観に行きました。
彼のアートは、きちんとマーケティングされた資本主義に基づいた作品で、
彼の独特な個性も相まって、日本では万人に受け入れてもらえるようではなく、
むしろ海外の評価の方が高いようです。
今年7月彼の会社の倒産危機をインスタグラムで明かしています。
彼が監督を務める映画に莫大な予算を費やしたことが要因だそうです。
ますます彼の作品を日本で観られる機会が減るのではないかと心配します。
彼は自身が発達障がいであることを公表しています。
記憶することに障がいがあり、見聞きしたものを、画像としてスクリーンショットし、
脳がそれを記憶し、彼の作品ひとつひとつや、ぬいぐるみのキャラクターが、
「その時の記憶のスクリーンショットを呼び起こしてくれる」と話します。
以前、ミッツマングローブさんも自身の事で、同じようなことを言ってましたね。
現代は、病名が付けられていますが、少し前まではそれは「少し変わっている人」と
言われていて、本人は生きづらさを感じるようですが、
今では多くの人が認識した様に、「その人の個性」なのです。
彼らは、これからの日本の成長に欠かせない多様性を持った人達です。
私は、アートたるものが何であるかはわかりませんが、
日本の美術館や博物館は少し型ぐるしくないですか?
古典アートはそれもいたしかたないと思いますが、
村上隆氏や草間彌生さんや奈良美智さんのような現代美術の人たちの作品に
ふれられるような、大人のみならず、お年寄りが、バギーを押したお母さんたちが、
子供たちが、もっと気軽に、公園にいるような美術館が増えても良いと思います。
皆が好き嫌いは別として、アートに親しみのある世の中であってほしいと願います。