with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

記憶のスクリーンショット

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私の昔の記憶

昨日の、母の子供(姉)が必死に自分を追いかける姿の(動画)記憶の話を書いて、
じゃあ、私の息子の小さい時の忘れられないスクリーンショットや動画は…何かなと、
記憶をたどると…(*^▽^*)「やっぱりこれだよねぇ!」というショットがありました。


1980年~90年代芦屋の公園は、朝な夕なに
どこも小さな子供を連れたお母さんたちで賑わっていました。
その公園で一つのコミュニティが出来上がっていて、
お母さんたちの情報交換はそこで行われていました。

子供たちは、少し年長の子供が、年少の子の面倒を
👩👧可愛いおせっかい👨👦でみてくれていました。


息子は身体も頭も大きく生まれましたので、1歳過ぎてもなかなか歩けませんでした。
ですので、よく皆の1番目につきやすい砂場に座らせて遊ばせていました。
すると頭が重いせいか、息子はだんだんと前のめりになり、
最後は顔が砂に着いていました。
その一連の動きもしょっちゅうで見慣れ、顔が着いたら起こしに行こうと、
私は少し離れたベンチに座り、先輩ママ達の話に耳を傾けていました。
すると、息子のそばで遊んでいたお姉ちゃま達がよく、
👩👧「Kちゃんママ!Kちゃん又砂食べてるよ」と、私に知らせに来てくれました。

(;・∀・)今は使用しない時は、砂場に網がかけてありますから、
あの時よりは少しはマシ(清潔)⁉になっているんでしょうね。


私の、息子の幼少期の1番のスクリーンショットは、
「もーダメでしょ!」と駆け寄った私に、
口から砂をこぼしながらキョトンとしていた息子の顔です。


さて、ここから、こっそり【私の鉄板ネタ 息子編】です。
もし、このブログが息子の目にとまり、怒られましたら削除いたします<(_ _)>


10年ほど前の話ですが、
年末東京の姉の家で、父母、姉夫婦、私達夫婦、甥っ子、息子と皆で、
甥っ子と息子の小さい頃のビデオを観ていた時の話です。

そのビデオは、父の生家の残る宮崎で夏を過ごしていた時、1987年の物でした。

息子が1歳、甥っ子2歳です。
姉と私と息子達と4人で、宮崎の『子供の国』に遊びに行った時のビデオです。

動物好きだった甥っ子は、檻に入ってウサギを抱っこして遊んでいましたが、
息子は動物が苦手で、檻の中へ入ろうとせず柵にしがみついて甥っ子を見ていました。

と、私は可愛い甥っ子の姿をビデオで追いかけて気付かなかったのですが、
足元にいるはずの息子の姿がありません。

ビデオカメラをターンして息子を探すと、小高い丘をハイハイしながら登って行きます。
その後ろ姿が可愛くて、ビデオを回し続けました。

やがて息子は、丘の上に着いて満足そうに座りました。
しばらく動きそうもないので、私はカメラをターンして甥っ子の姿を撮り、
又しばらくして、それを息子に向けました。
すると、何やらお口をモグモグさせています。

ズームアップすると、座っている地面の砂をつかんで口に運んでいます。

「あーあー。こんなところでも砂食べてるよ」と、
若干楽しそうな私の声と姉の笑い声が録音されていました。


その息子の姿が映し出されたテレビを観ながら、父や母、甥っ子もみんなで笑いました。

すると、25歳の息子は立ち上がり、テレビ画面に映る幼き自分を指さし叫びました。

😫「誰か!止めたりーな!」



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34年前の母と息子です。