with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

変わったこと。変わらないこと。

西宮ガーデンズスターバックスで、1人お茶しています。

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オードリータンさんの本、老眼鏡とハンドスプレーを持って。

私はこの時間がとても好きです。

買い出し前の1時間、本を読んだり、皆さんのブログを読んだり、

下書きを書いたりします。

 

スタバは、ちゃんと間隔を空けるように、「ここは座れません」表示がありますが、それがないお店でも、最近はなんとなく皆さん間隔を空けて座られています。

 

銀行のATMなども、ステップ👣表示のない場所でも、

1mぐらいのソーシャルディスタンスを守って並んでいます。

 

それに、ここにいる若者達は、おしゃべりの時皆マスクをしています。

 

確かに、以前の非常事態宣言期間より、人手は多い気がしますが、守るべき事の意識は上がっているようです。

 

けれども、コロナ社会が始まって一年近く経ちますが、まだ変わらない事もあるのだと思う出来事がありました。

 

先日、久々にお友達に会えました。

彼女の家族は彼女以外、ご主人もお子様方も医療従事者です。

すっと会いたかったのですが、私から声はかけづらく会えませんでした。

半年ぶりにちょっとだけ会って話す機会がありました。

 

「なかなか会えなかったね。医療従事者のお宅には声かけにくかったの」と、言うと、

彼女は「そうだよね。おばあちゃまもいらっしゃるものね…」と言いました。

 

その時はなんとなくの違和感を感じましたが、そのまま近況などを話し別れました。

 

帰ってから、どうも彼女の言葉が引っかかっていました。

彼女の少し寂しそうな表情も…

 

わかりました。彼女は多分こう思ったのです。

「コロナに罹るリスクの高い家族と暮らしているからね。私には会いにくいよね。   1SHOはお母さん守らないといけないものね」と。

 

違います❗️私が言いたかったのは、万が一私がコロナに罹患してて、彼女に、

そしてご家族に、病院の皆さんにとなってはいけないと言いたかったのです。

 

明朝、私の言葉足らずを侘びて、彼女から誘ってくれるなら、

いつでも馳せ参じます٩( ᐛ )وとLineで伝えました。

もちろん❣️私の気持ちを彼女も分かってくれました。

 

本当に息苦しい世の中になりました。

敬われるべき人達を、疎ましく思うなんて。

私はそんな風には絶対思いません。

でも、コロナに罹る事を怖がっている母に、私の考えを押し付けるのも辛いです。

 

オリンピック、開催か否かもそうですが、何が正解なのか、

立場によって、正解不正解が分かれるこのご時世です。

せめて、自分の気持ちは一旦横に置いといて、相手の話に耳を傾け、共感し、

相手の気持ちを想像出来る自分でありたいと思います。