with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

👁2021年白内障手術 備忘録②

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初めて訪れたU眼科クリニックは、
2年前にできた、カフェ、レストランや薬局等、
そして4つの個人病院が入った複合施設にありました。

2階に位置するU眼科クリニックは、
開業一年のお祝いのお花が飾ってあり、待合室も検査室も明るく広く、
清潔でとても綺麗な病院でした。

待合室は25席ほどありますが、既に診察待ちの患者さんが10名ほどいて、
ほとんどの方が1席ずつ空けられて座っているのでほぼ満席の状態でした。

予約時間10分程前に受付を済ませて座っていると、
間もなく検査技師の方に呼ばれ、幾つかの検査をし、
又待合室に戻って、U医師による診察の名前を呼ばれるのを待っていました。

この間に、私は「このクリニック良いなぁ(*^-^*)」と思いました。

受付の方、検査技師の方や看護師さん達、
全員😀😄🙂😃😊笑顔で患者さんに接していらっしゃいます。

高齢者の患者さんも多く、受付の方は座っている患者さんの近くまで来て話しかけ、
検査技師の方は、👩‍⚕️「ゆっくり行きましょうね」と声をかけ急がすことなく寄り添い、
時には薬局まで付き添う姿は見ていてとても嬉しい姿でした。
たぶん、それだけ余裕を持って職員さんを配置されているからでしょう。

個人病院で働く友人達は必ず言います。
🧑👩‍🦱「職員が良い=先生が良い」と。

今回もそれは正しかったようです。

暫くして私は名前を呼ばれ診察室に入りました。
初めて面会したU医師は丁度50歳で、医師として経験も積まれ、
自信に溢れ、1番あぶらの乗った年代です。
言葉に澱みがなく、💻パソコン画面に映る私の目や、
壁に貼られた目の解剖図で、今の私の目の状態を丁寧に説明して下さいます。


特に私が1番聞きたかった、健康保険内の単焦点レンズと二焦点レンズ、
そして自費の多焦点レンズについて細かく説明下さいました。

その頃には、私はこの医師に手術をお願いしようと決めていたので、
「私は小さい頃から眼鏡やコンタクトの生活をおくってきたので、
 多少費用がかかっても、これから裸眼の生活ができるのであれば、
 多焦点レンズをお願いしたい」
と伝えました。

するとU医師は、👨‍⚕️「高額なレンズが誰にとっても良いわけではありません。
多焦点レンズは仕事上、どうしても裸眼が必要な方にはお勧めしますが、
多焦点レンズは、遠くも中間も手元も全てが100点とは言えません。
人によって夜はライトが眩しかったり、過去にはご自分が希望されたレンズに慣れず、
取り出して欲しいと訴える方もいらっしゃいました。
僕としては、1SHOさんの希望と年齢をかんがえると、
『車の運転と日常生活が裸眼で送れて、今も老眼鏡を使っているのなら、
手元だけは老眼鏡で見る』が良いと思います。
二焦点レンズも良いかとも思いますが、1SHOさんは、近視が強く遠視も入っているのでそれに合うレンズがあるかどうか調べてみます」
と言われました。
(後で知らされましたが、私に適した二焦点レンズは無かったようです)

と言うわけで、結果私に取ってベストな、裸眼で生活できるだけの視力が出せるレンズ、健康保険内の単焦点レンズをお願いすることになりました。

早速手術日を右目6月15日、左目を1週間後の22日に決め、
手術にかかる費用や、個人で掛けている医療保険の申請の仕方なども説明下さいました。


その後、血液検査と術前検診で2度ほど通院しました。

術前検診の日、U医師はこう言って下さいました。
👨‍⚕️白内障手術は手術の中でも、最も安全な手術で10分〜15分で終わります。
僕が今まで執刀した5000例程の中で、特に問題はありませんでした。
もちろん絶対はありませんから、もし何かあっても、責任を持って治療しますので、
安心して受けてください」

この言葉のお陰で、私は何も心配することなく、手術の日を迎えることになりました。


白内障手術 備忘録③に続く



余談ですが…
多焦点レンズの為に用意していたお金は☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆使わずに済みました。
主人も口には出しませんが、きっとU医師に感謝したことでしょう。