with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

記憶の不思議

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遠い記憶


今日は、母の去年暮れに受けた『後期高齢者医療健康診査』の
結果を聞きに、病院へ行きました。

結果、どこも悪くないと医師から言って頂き、
それを受けて、母は「92歳にしては上等ですか?」と聞きました。
医師は、「はい。とてもお元気だと思いますよ😄」と言って下さいました。

「ただ、血圧が前回は170ちょっと、今日は190なので、
 多分歩いて来てすぐ計ったせいもあると思いますが、
 血圧を毎日計って、高いようであれば、降圧剤飲まれた方が良いかもしれませんね」

と、言われました。

医師と相談して、血圧計と、コロナ禍の中、
パルスオキシメーターもあった方が良いだろうと購入することを決め、
(通販で買って良いとのことでした)病院を出ました。

予約が、9時半でしたので、終わったのが10時。
晩御飯の買い物の前にコーヒーを飲もうとカフェに入りました。


すると母がこんなことを唐突に話し始めました。

「K子ちゃん(姉の名前です)は、小さい頃からちょこまか、ちょこまかしていたわねぇ🤗」

「あなたを(私の事です)抱いて病院に行こうとすると、K子ちゃんは、
 必死に追いかけてきてたわ😊ウフフ」

人の記憶とは不思議なものです。

今病院の帰りである➡昔私を抱いて通院したことがある➡姉もついてきた
こんな感じで記憶が蘇ったのでしょうか。

母は、父の誕生日や昨日が阪神淡路大震災の日だったことは忘れていました。
それなのに、はるか昔60年以上前の姉が追いかけてくる姿は
はっきりと記憶しているのです。

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昭和33年 姉は3歳 私は1歳前です。

たぶん、私達が👆この頃の話だと思います。

母に、父の誕生日や昨日が阪神淡路大震災の日だったことは忘れていたのに、
そんな事よく覚えてるんだねと言うと、

母は、「自分の事で精一杯で、たくさんは覚えていられないのよ」と笑っていました。


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鯖の梅煮 鯛の刺身 ホタテの炊き込みご飯 モズク 豚団子鍋

2日分のメニューです。
今日は芦屋大丸の野菜全品20%引きでしたので、
せりを炊き込みご飯と鍋に、根菜を鍋にふんだんに入れました。






追伸:このブログを書いている私の後ろから写真をのぞき見していた主人が、
   「昔は皆こんな頭してたなあ🥱」と言いながら、寝室へ上がっていきました。