with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

『14,689歩』歩きました。

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GARMIN

14,689歩。昨日の私の歩数です。

昨日は、今年初めての⛳ゴルフのラウンドでした。

天気予報通り、晴れてはいたものの風が強く寒いラウンドでした。

年明けから行くはずだった友人のご夫婦とのラウンドの約束が、
2件も相手の方の体調不調でキャンセルになりました。

2組とも我々よりは、年配のご夫婦なので、
最近急な体調不良でのキャンセルがあるようになりました。

主人も高齢者枠の1人ですから、皆気を付けないといけませんね。


という事で、今年初めてのラウンド。
久々である事、コロナで太った事、寒かった事が重なっていたので、
ゴルフカートに乗らずに、なるべく歩こうと決めてプレーを始めました。

主人曰く、「18ホール約6キロなのに、14,689歩なら、1SHOの歩幅が70~80㎝として、
10キロ以上は歩いたことになる」
だそうです( ..)φメモメモ

20,000歩を目標にしていましたが、それはさすがに叶わず、
まぁ、土曜日で混んでいて順番待ちの間もグルグルして足踏みしていたので、
その結果の14,689歩です。上出来です。
だって、私は普段、平均1日4000歩ぐらいですし、
1日家に居たら1000歩の時もありますからね(>_<)



ところで、母は散歩でどのくらい歩くのか考えてみました。

母と私の最近のお散歩コースは、片道500m往復約1キロ前後の道のりです。
母が休まず歩ける距離は、片道の500mぐらいです。

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お散歩中です。


歩幅20~30㎝として4000歩ぐらいですか?とすると(+o+)結構歩いてますねぇ。
疲れてあたりまえですね。
その上、シルバーカーを押す腕が痛くなるようです。


母のシルバーカーを押して歩くスピードも段々遅くなり、
私は、母が連いて来れてると先を歩いていて振り返ると、
母がはるか後ろを歩いていることがよくあります。
一年前まで杖だけで歩けていたことがウソのようです。

母はお散歩途中疲れて、ベンチに腰を下ろすと、
「歩けなくなったらおしまいだものね」と、よく言います。

自身がそう思うことは大事なことでしょうが、
私は…(それほど…いえ✋ちょっとだけ(^-^)…)
「そうなっても大丈夫。次は車椅子があるよ」と思っています。

確かに家族以外のケアする人達には、ご迷惑をかけるかも知れませんが、
良いじゃないですか!順番ですもの。歳を取ればあたりまえのことです。
そのための介護保険だし、バリアフリーですものね。

私は『オリンピック、パラリンピックや万博だって、
世界から多様性を持った人たちが集うことで、交通・公共施設が整備され、
インクルーシブルな社会へのアップグレードのために開催されることには
大きな意義がある』と思っています。
その為の開催なら私は賛成です。

ただその点では、今回の東京オリンピックの準備不足はとても残念です。

2025年 大阪で開かれる日本国際博覧会は、
たとえ母が歩けなくなっていたとしても、
車椅子で連れて行けるような催しであって欲しいと思います。



主人が、今朝「筋肉痛出てないか?」と聞きました。
その時点では大丈夫でしたが、
まぁ、歳を取ると筋肉痛は1日遅れてやってくると言いますものね。
明日筋肉痛が出ないように、迎え酒ならぬ迎えウオーキングしましたが、
友人JJと、お互いの中間地点でランチをして、
尚且つ車で来ていたJJに家まで送ってもらったので、
6000歩しか歩けませんでした(^^;)

まだまだコロナ太りとの、私の戦いは続きます<(_ _)>

父の香り

今日は母の家の洗面所の片付けました。

母を片付けている私の横に座らして、現在使っている物だけ残すように促します。

 

昔泊まったホテルの備品のシャンプーやコンディショナーやブラシ、

頂き物の石鹸 ,いつ買ったか分からない歯ブラシや歯磨き粉が何本も出てきます。

 

これらには、服や靴とは違い、思い入れはないようで、

次々と、母に簡単にゴミ袋に捨てられて行きます。

 

その中に、生前父が愛用していた👇が出てきました。

 

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aramis EAU DU TOILETTE

 

父はこのアラミスの売り場の綺麗なお姉さん達とおしゃべりをするのが好きで、

当時職場も近かったのもあって、(今は神戸阪急デパートになりました)

そごう百貨店の化粧品売り場によく足を運んでいました。

 

 

父は晩年、ほぼテッペンハゲだったにもかかわらず

このオードトワレの他に、ヘアトニックも愛用していました。

 

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父の頭はこんな感じでした。

      2004年父84歳、亡くなる10年前です。母は76歳、息子は18歳です。

 

ですから、それを父が頭に振っていると、

👨「ほとんど地肌から跳ね返ってるよ。(*^▽^*)それ無駄だよねー」と、

私や息子はよくからかっていました。

 

それでも辞めなかったアラミスは、父にとって人生の長い時間身に纏っていた、

特別な香りでした。

 

アラミスの香りは独特な結構強めの香りで、

以前住んでいた同じマンションのお嬢ちゃんのAちゃんが、

👧「おじいちゃん来てたでしょう⁉️」

 「来てたよ。わかった(+o+)⁇」

👧「だってエレベーターの中におじいちゃん👴の匂いしてたよ」と言うほどでした。

 

父が亡くなる前の3ヶ月の入院中、私はアラミスを病室に持って行き、

清拭の後、必ず綿棒にトワレを少し付けて、父の耳の後ろにつけたものでした。

 

最後はオムツをして、せん妄を発症していた父でしたが、

私は最後まで、変わらずお洒落な父でいて欲しかったのです。

そして、看護士さん達にもそう思って欲しかったのです。

 

私の勝手な想いでしたが、父の生涯最後の尊厳を守っていたつもりでした。

 

今も父の仏壇には、ヘアトニックが置かれています。

母にとっても、アラミスは父の香りの大切な思い出なのでしょう。

 

先日から、音楽や写真、昭和の道具によるの回想の話を書きましたが、

母や私達家族にとってアラミスは、父との昔の思い出を蘇らせてくれる、

香りの特別なアイテムなのです。

 

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母は何を回想しているのでしょうか?

 

 

 

 

 

withtheage.hatenablog.com

 

 

 

 

ケアされ上手

1ヶ月程前から、母のリビングの机の上にこの本が置いてありました。

 

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人生百年学のすすめ


著者は、「高齢社会をよくする女性の会」理事長で、

評論家として、 テレビやラジオでもお馴染みの樋口恵子さんです。

 

 面白そうなので、母から借りて私も読みました。

 

この『老~い、どん!』は、母達介護される側の視点から書かれているので、

ケアする側としても、これからケアされる側になる者としても大変興味深い一冊です。

 

どの項目も、人生100年時代の心得のヒントになるようなことが、

彼女の2019年87歳の実体験を通して書かれています。

 

どの項目を読んでも、「そうだよねぇ"(-""-)"」と思う事ばかりでしたが、

その中で私が1番興味を持って読んだのは、『ケアされ上手でありたい』という、

話でした。

 

私の老人介護施設やメンタルサポート・グループホーム🏠で働いた経験や、

今ご両親の介護をされている友人の話から思うのは、

私達60代が目指すところは、いかに『ケアされ上手』になるかです。

 

🔶ポイントは”ユーモアとありがとう”樋口さんは書かれています。

 

そうなのです。実はとてもシンプルな事なのです。

例えそのケアが自分の意にそぐわなくても、

第一声はケアしてくれる人に対して「ありがとう😊」で始まる事です。

「どんなことも私の事を思ってのことなのですね」と感謝の気持ちを言葉で述べ、

その後「とてもありがたいのだけど……」と今の自分の気持ちを素直に

相手に伝えられれば良いのです。

その上で、なるべくお互いが納得出来る方向に話を運べればと思います。

 

もちろん、それはシンプル且つ難しいのも承知しています。

私は、母が感謝してくれているのは重々わかっているのに、

ぶつかると💥感謝が足りないと、酷いことを言ってしまいます。

 

ですが、たとえそうなろうが、それは一時の感情です。

肝心なのは、日々の積み重ねだと思います。

 

母は、私が会えない日にどうしてるかと電話すると、最後に必ずこう言ってくれます。

「いつも気にかけてくれてありがとう。

 あなたもコロナにかからないように気をつけてねと、

まるで電話機の前にそう最後を結ぶべく書いて貼ってあるかのように毎回です。

 

そして、一昨日の私の息子との電話での会話でもそうでしたが、

「お母さん(私のことです)がこうやって来てくれるから助かっているのよ」とか、

訪れるケアマネさんや、エレベーターで出会うご近所の方にも、

同じことを言ってくれます。

 

最近のニュースで、家族介護による介護引きこもりや親子心中

悲しい結末の記事を目にするようなりました。

 

 介護されている人達こそが、周りの人達にその事をアナウンスしておくことが

『ケアされ上手』で、そうする事で介護される人もする人も孤独にならないのです。

 

この本にはこうも書かれています。

【自分で家事や体調管理をするのが難しくなってきたときは、

「ヘルプ・ミー」と、自立を助けてもらう弱者に変容することが求められます】

 

最後まで、その人らしく尊厳を保ち生きていくのは容易くありません。

ですから、60代なったら、人生100年時代の備えとして、

「ありがとう」を誰にとなく、どんな時にも、特に家族やご近所さん、

もちろんお世話になるヘルパーさん達には言えるようになるように

心がけておく必要があります。

 

そうしておけば、『ケアされ上手』=愛される人=尊厳を守られる存在

でいられると思います。

 

 

 そしてもう一つ、樋口さんユーモアがある』ことも『ケアされ上手』

条件にあげられていますが、

これは今まで私のブログを読んで下さってる読書の方ならお気づきでしょうが、

母のは天然です。

 

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散歩途中の母です

私の母は、”ユーモアとありがとう”を兼ね備えた『ケアされ上手』な人だと思います。

 

そして、私達関西人のおばちゃんは、土地柄笑わしてナンボで育って来たので、

関西圏以外の方よりはいくばくかは、

『ケアされ上手』の要素は備わっていると思います(๑・̑◡・̑๑)V

 

 

こうして書き終えて私思いました。

60代の私が『ケアされ上手』どうしたらなれるかと考えていたかを忘れないように、

これから素敵に歳を重ねるためにブログがあって本当に良かったと(^_-)-☆

 

 

 

ぽかぽかな一日

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午後2時の母です。


母が何をしているか分かりますか(#^^#)

お散歩の途中、疲れてベンチに座ったのですが、

日が当たるので、持っていたスカーフを頭からすっぽり被って休憩しているのです。

「やけたら顔のシワが増える」😣と、おっしゃいます。

本当に、私より女子力の高い女性です。

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母はご機嫌です。



今日は午前中、介護用品店の方が来て、靴箱の撤去と椅子の設置をして下さいました。

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座面を下ろしています。
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座面を上げる事も出来ます。


この椅子の両サイドに手すりも設置して頂き、
2月中はお試しで、3月から3点1100円でレンタルをお願いしました。

母はベッド代1000円(自費)と、手すり代とシルバーカーは介護保険を使って
今回からの3点を足して、合計約3000円ほどを毎月払うことになります。

これで、母が安全に少しでも長く一人暮らしが出来るのであれば、
毎月3000円の出費ですが、大変有難いです。

母も「😊♬いいもんついた♬」と嬉しそうです。


お天気も良く🌤ぽかぽか陽気に誘われ、
二人で近くの竹園ホテルのレストランでランチをしようと出かけました。

今月は芦屋市、PayPay 20%還元キャンペーンをしているので、
そのせいでしょうか?レストランは女性客(^^;)で一杯でした。

母はコロナ以前、よくここでお友達とランチをしていました。
それも、もう1年以上前になりました。
今日は😥「誰も知ってる人いないわねぇ・・・」と、
他の方達がお友達連れなのを観て、少し寂しそうでした。



食事の後、ぶらぶらお散歩をしていて、前出の写真となったのです。


家に帰ると、私の息子から母にご機嫌伺の電話があり、
楽しそうに話していました。

しばらく話して、母は息子に・・・、

「お母さんに代ろうか?・・・・ああ、そう代らなくていいの?・・・」

私は、(; ・`д・´)いらんのかい!

まぁ、私にも用事があったので無理無理代わりましたけどね。


気候と同じで、なんだか心もぽかぽかな1日でした。


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今日の母の晩御飯。カツオのたたき+煮物+ブロッコリー胡麻和え

昔の記憶が今に生きる

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私達の時代はレコード➡カセット➡CDでした。

 

私が読ませて頂いているブログの中に、

繰り返し高齢者や認知症の方にお好きだった曲を聴かせると、

脳の活性化に繋がると書かれている方がいます。

 

その方は高齢のご両親に、お好きだった曲を聞かせていらっしゃるそうです。

お幸せなご両親ですね。

 

 

以前私もブログで思い出の曲の力を書いたことがあります。


withtheage.hatenablog.com

 

 

老人介護施設🏠では、

音楽療法レクリエーションがあり、高齢者の方々に喜ばれます。

それは回想法の一つで他には、

映像回想法 昔見た映画、テレビ番組

アルバム・写真による回想法 

昭和レクリエーション  男性はコマ回し、女性はあやとり等をする

 等々があります。

  

回想を行うことで、自身の『自尊心』 の向上効果や、

介護者が一人一人の高齢者の生活史や生き方に対する敬意を深め、

ケア技術の向上のヒントが得られると言います。  

 

私も以前、回想法の勉強会に参加しましたが、参加された高齢者の方はもちろん、

私もとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 コロナが収まったら、傾聴ボランティアに加えて、

こちらの活動にも参加したいと思っています。

 

 

さて、『魔法の曲』の続きとして、今日は傾聴ボランティアで体験した

別のお話しを書きたいと思います。

 

それは、私が傾聴ボランティアを始めてまだ初期の頃の話です。

私達のグループの創設者でもあり、大先輩、当時80歳は過ぎていらしたNさん

特別養護老人ホームに伺った時の話です。

 

午後2時過ぎ、お茶の時間も終わり利用者さん達は眠くなる時間なのですが、

お昼寝を長くされると、晩に寝れなくなるので、私達ボランティアのいるリビングへ、毎回ヘルパーさん達は、皆さんを連れていらっしゃいました。

 

お部屋では寝たきりの、お話もされないような方も

気分転換に寝た体勢の車椅子ベッドでリビングに来られます。

 

そんな方には、新米の私はどう接して良いか分からず、

私はお話の出来る方の傾聴をしていました。

 

ですが、Nさん車椅子ベッドの方のそばにご自分の椅子を運び、その方の手を握り、

耳元で歌を歌われます。そっと優しくその方だけにしか聞こえない様な声で。

唄っていらっしゃる曲は、私には題名が分からないような曲です。

 

すると、利用者さんの口が動きだします。

 

明らかにNさんに合わせて歌っていらっしゃるのです。

一言一言必死で口を開けて、途切れ途切れですが歌われてます。

 

私から見ると、そのお二人だけが輝いているような空間でした。

 

又、別の認知症の方のためのグループホームでも、Nさんが横に座り唄われると、

100歳を過ぎた方達も涙を流されたり、体を揺らされたりしました。

 

同世代の高齢者が傾聴することの素晴らしさを、いつも教えて頂きました。

 

Nさんは2年ほど前に、介護ホームに入られましたが、今外からボランティアが、

訪問できない中、同じホームの利用者さんの傾聴をされているそうです。

 

 

回想法・・・昔のことを懐かしく思い出したり、誰かに話すことで、

脳が刺激され、精神状態を安定させる効果が期待できる。

長く続けることで、認知機能が改善することも明らかになっており、

日本でも認知症のリハビリに利用されるようになってきた。

 

昔の記憶を蘇らせることが、今を生きる事に通じるのです。

 

 

ところで、母の年代(昭和初期の年代)の思いでの曲は、

私(60代)がギリギリ知っている曲です。ですので、一緒に歌うことができます。

ですが、私達が高齢者になった時、果たして私達の介護者達は

私達の青春時代に流行った曲を歌えるでしょうか?

 

私達青春時代1970年代は、ビートルズや、カーペンターズなど洋楽が流行った時代です。国内でもフォークやグループサウンズなど音楽の趣味が人それぞれ多岐に広がった時代です。

 

介護して下さる方が利用者の好きな曲を知らないかもしれません。

 

これからは、介護施設入所時に作る書類に、

「思いでの曲」「思い出の映画」「好きだった作家」「好きだったアーティスト」欄を

作ってもらって、介護の方達に知っておいてもらいたいですね。

 

認知症になって自分で思い出せなくても困らないように

今のうちに、写真や、曲のMy Albumを作っておかないといけませんね。

そして繰り返し、聴かせてもらったり、見せてもらったりしたいですよね。

 

 

私が将来のために音楽Albumを作るとしたら…

ユーミン荒井由実時代の『卒業写真』『中央フリーウェイ』と、

SMAPの『夜空ノムコウ』と矢沢永吉の『時間よとまれ』と

南佳孝の『モンローウォ-ク』と大瀧詠一の『カナリア諸島』は外せません(^_-)-☆

 

 

 

 

 

 

 

父の雪駄

今日は母の玄関の、下駄箱の靴の片付けをしました。

 

以前ブログに書いた後、姉と相談しました。

姉も私の思いに賛成してくれて、やはり靴箱を捨てて玄関を広くし、

母が腰かけて靴が履けるようにすることになりました。

 
withtheage.hatenablog.com

 

実は、先日この靴箱を捨てる事で母と言い争いになり、

久々私に👿悪魔が舞い降り、爆発💥しました。

 

👿な私に怒られながら、母はだんだん小さくなって(そう見えました)いきました。

そして、「わかった・・・😢」と諦めました。

 

私は家に帰ってから、しばらくその事を引きずりましたが、

後悔はしたくありません!これからも、やれることは先先やっておこうと思います。

母が少しでも長く幸せに生きていられるなら、私は👿悪魔でも👹鬼にでもなります。 

 

 

 

という事で⁉・・・今日の片付けになりました。

片付けといっても、ほとんどを捨てる事になりました。

 

なんとd( ̄  ̄)45ℓのゴミ袋5個にもなりました。

ブーツ🥾だつたり、サンダルだったり、先が細かったり、ヒールが少し高かったりと、もう母には履けない靴ばかりでした。

 

(+o+)その中に、一足だけ箱にしまわれた草履がありました。父の雪駄です。

 

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まだ新しそうな雪駄です。

 

他の父の靴👞は一足も残っていませんでしたので、

以前母が片付けた時にこれだけ残したのでしょう。

 

今日は、自分の草履もこの雪駄も捨てて良いと言うので、

一旦ゴミ袋に入れたのですが、私にはやはりこの雪駄だけは捨てられませんでした。

 

父は着物が好きで、年始は必ず着物で迎えていましたし、

高齢になるまでは普段でもよく着ていました。私は父の着物姿がとても好きでした。

 

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1992年 芦屋神社にて。

              父72歳、母64歳、息子5歳です。

 

母と2人でこの写真を見て、ちょっと驚きました。

父は94歳で亡くなった時と、この写真の姿とほとんど容姿が変わっていません。

この時が老けていたのか?94歳にしては若く見えていたのか?

 

母は、いまよりまあまあ…( ^)o(^ )…ですし、身長も高いです。

丁度今の私ぐらいの歳です。私もちょっと⁉( ^)o(^ )ですが、今焦らなくても、

母の歳になれば自然と痩せるのだと、変な言い訳を考えました(^▽^;)

 

 

 

午後から、ケアマネさんと介護用品店の方が来て下さいました。

 

母は、「私の玄関の出入りの動作見て下さい」と言い、

それを皆で確認しながら、ボックス型の腰掛を購入するか、

レンタルであるものにするか色々と話し合いました。

 

結局、👨「すぐに購入して不都合があると困るので、レンタルできるもので色々試して

お母さんの具合の良いものを検討しましょう」と、

介護用品の方の提案でいくことになりました。

 来週早々に、👨色々持って来て下さることになりました。

 

 

皆が帰って、改めてもう一つの靴箱に母が今履ける靴を整理しました。

 

そして、その棚の一番上に父の雪駄を置き、

「お母さんが1日でも長く自分の足で、好きな所へ行けるように、

 お母さんの足を守ってね(*^▽^*)」と父にお願いしました。

 

 

 

 

 

 

 

天使の舞い降りる日

私のお散歩道の途中に、とても気になるお店があります。

 

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              ◇Organic ◇Chemical-free ◇Gluten-free

                                                   for earth,helth,and children

 

 

去年の丁度今頃、工事が終わりまもなく開店という時に、コロナが流行りだし、

開店することなく今に至ります。

 

幹線道路沿いですが、お店の少ない住宅街にご覧のような可愛いイラストが描かれ、

どんなお店なのかワクワク感を誘います。

 

 西側の壁には・・・、

 

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素敵な言葉が添えられています。

 

Paticoは持続可能な17の開発目標SDGsの観点から、諸条件を満たした企業に、

付与される「ノハム認証」を取得し、ネット販売は始めているようですが…

 

patico.tagaya.co.jp

 

 

あれから一年が過ぎていますがお店は開店していません。

 

なかなか天使は私の街に舞い降りません*・゜゚・*:.*・゜゚・*:.。..。.:*・'

 

 

 

 

 

 

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今日の母の晩御飯です。

ビーフンと牛肉の炒め物

 

・生青のりの味噌汁 お椀の中に生青のりが入っています。

 

・ぶり大根 柵で買って昨日はお刺身で食べてもらいました。

 

・紫花豆の煮物  姉が炊いてくれました。

 

・小倉山荘の おせんべい  老人会より頂戴しました。

 

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お手紙が添えられていました。



 母が楽しみにしている行事がまた一つ取りやめになりました。

これで、母がお友達と会食したのは、1年前になりました。

 

ですが、いよいよ明日からワクチンの医療従事者先行接種が開始されます。

母達65歳以上は4月1日以降に開始予定とされています。

 

私達の街に天使が舞い降りて、母がお友達とおしゃべりができる様になるのは、

夏の初めぐらいでしょうか・・・。

まだ少し先ですが、そろそろ天使達もスタンバイ始めてますかねぇ(^_-)-☆