with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

あら?そうだったかしら?

f:id:withtheage:20201102194024p:plain

 

今日は朝から母と銀行に行く約束の日でした。

 

母の家に着いてまず、ついでの買い出しのため、

冷蔵庫の中の食料品をチェックしました。

 

(ー_ー)!! 又牛肉や納豆が買ってあります。

 

「もう!お肉買わないでって言ってあるでしょ!

 いつも賞味期限ギリギリに煮て、そのままダメにしちゃうでしょ!」

「納豆だって、いつも食べないで賞味期限過ぎて

 私が家に持って帰って食べることになるでしょう」

 

「あら?そうだったかしら?

 だって、食べたかったんだもの😉」

 

「だから!言ってくれれば家で作ってくるから!」

 

と、冷蔵庫の扉を閉めると、

(~_~;)私が書いて扉に貼った、

レンジで使う容器の説明書2枚とも剥がされていました。

 

「勝手にはがしたらダメって言ったでしょ!せっかく書いたのにー!

 使い方わからなくなるじゃない!」

 

「あら?そうだったかしら?

 大丈夫よ❣️もうちゃんと覚えてるから😊」

 

「そんな事言ったって、ちっとも覚えてないじゃない!」

 

あきれながら、銀行へ行く用意をすると、

今度は(~_~メ)『持ち出さないで』と注意書きした通帳の紙がありません。

 

「この通帳持ち出したらダメって書いてあったでしょ!」

 

「あら?そうだったかしら?

 そう言えば、なんか書いてあったわねぇ?」

 

「もう、いったい何回言えば良いの⁉いい加減にしてよ!」

 

と、私が残酷娘になっていると、

母は 「おーこわ!」と首をすぼめました。

 

 えー(>_<)「おーこわって・・・」

 

力が抜けました。

 

その後、母の朝ごはんの片づけをしていると・・・

 

「お昼は何食べるの?」

  

       (+_+)

 

大好きなオードリー・ヘップバーンの言葉を思い出しました。

 

 『幸福とは、健康と物忘れの速さである』ですって!

 私が思いつきたかったくらいだわ。だってそれは真実だもの。

              オードリーヘップバーンの名言より

 

 

宜しければ、下記の回も重ねてお読みください。

 

withtheage.hatenablog.com