with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

悪魔が舞い降りた日

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ある日突然舞い降りた悪魔

 

今日の母は、週に一度のリハビリデイサービスの日です。今日も元気に出かけました。

 

私は1人又、読者さん達のブログと本を読みにカフェにいます。

 

初めてのお子さんが産まれた報告のブログ、保育園に通うお嬢さんの何気ない1日を

愛おしむブログ等等読まして頂いて、今日のお天気も☀相まって

コーヒーを飲みながらほっこりしています。

 

いつも子育て中の方のブログを読みながら、

 「良いなぁーこれから子育て、子育て真っ最中の人は」と、思います。

 

以前にも書きましたが、私のこれまでの人生の中で1番楽しかったのは、

四つ葉のクローバーの友人達との子育て期間です。

 

 

withtheage.hatenablog.com

 

そんな時代のあれこれを読者さん達のブログから思い出していて、

息子に👿悪魔が舞い降りた日のことを思い出しました。

 

 

息子の通った幼稚園は、今では有名になった、

モンテッソーリ教育を早くから取り入れた幼稚園で、

縦割りクラスで、一斉に行われるのはお弁当の時間だけで、

後は各自モンテッソーリ教材で遊んだり、息子のように1日サッカーをしたりと、

興味のある事をして過ごします。

 

園は、障がいを持ったお子さんを積極的に受け入れ、

園庭では、足に装具を付けてサッカーを楽しむお子さんがいたり、

一日中先生におぶられているお子さんもいました。

言葉が上手く出ない子や、外国から来たばかりで日本語のわからない子には、

ちっちゃいお姉さん達がつきっきりでお世話をしていました。

 

こんな素敵な幼稚園でしたので、とても人気があり、毎年抽選で入学が決まりました。

ですが息子の代は幸いな事に、男子は抽選がなく、

園長先生(シスター)との面接だけでした。

 

その日、子供達が帰ってとても静かなマリア様が見守る園で、

なんと❗️息子に悪魔が👿舞い降りたのです。

 

私とシスターが話しているのを横で大人しく座って聞いていた息子が、

突然身を乗り出して、シスターに向かって、

👿「チョコレート🍫ちょうだい」と、言ったのです。

シスターは優しく微笑まれ、

「ここにはないのごめんなさい。

 お家に帰ってからお母さんにもらってね。

 でも、甘いものばかり食べちゃダメよ」と言われました。

 

信じられませんでした❗️

息子は甘いものがきらいで、ましてやチョコレートが1番嫌いだったのです。

たぶん34歳の今も自分から手に取ることはないと思います。

 

それなのに…あの言葉はなんだったんでしょうか?

👿悪魔が舞い降りたとしか思えません。

シスターにそれを話そうかと思いましたが、

弁解に聞こえると思い苦笑いでやり過ごしました。

 

それから、時々息子には👿悪魔が舞い降りました。

ですが、それも今となっては、楽しかった日々の思い出です。

 

これから子育ての方、今子育て中の方、どうかその時間を大切になさって下さいね。

楽しい時間はあっという間に過ぎますよ。見過ごしてはもったいないですよ。

 

子育て中、時々子供に👿悪魔が舞い降りることもあるでしょうが、

それもこの歳になると忘れ難い思い出です。

それに私なんて、母から見れば、今も時々👿悪魔に見えることでしょう。

 

それもあれも全部、私のようなバーバ世代になったら、ブログに綴って、

老後のための備忘録にしましょうね。