with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

あなたに☆印を

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最近、この言葉を使う時、一旦使ってよいものかどうか考える言葉があります。

その言葉は、『頑張って』『頑張って下さい」です。

いつ頃からでしょうか?
「頑張っている人に、「頑張って」と言ってはいけない」という風潮になったのは。

病気の治療などで頑張っている人が、もう十分頑張っているのだから、
これ以上「頑張って」とは言ってほしくないという気持ちは理解できます。

けれど、私はそれに代わる言葉が見つからない時があります。
それをずっと考えていました。


その答えではありませんが、私が読者になっている方のブログで、
「こう考えられるって素敵だなぁ」と思う言葉がありました。

障がいのあるお子様を育てられているお母様の言葉です。

「頑張って!」は言い方次第で、
 魔法の言葉にもなります。

信頼のおける専門家の人から言われる「頑張って」「まだ頑張れます」には、
「希望」
が湧くと言われます。

『頑張って』と言う人と、言われる人の信頼関係の上では
それは魔法の言葉になるのですね。

そうですよね。私もその通りだと思います。
そう言って下さって、私とても嬉しかったです。ありがとうございます。


それでも、私はできていると思っているのに、
果たして言われる方が、私との信頼関係が出来ていると思われているかは不安です。

『頑張って』が言えないのであれば、それに代わる言葉は見当たりませんが、
私は、「あなたをみていますよ」と言うメッセージを送ることが、
『頑張って』に通ずると思っています。

だとすると、はてなブログの☆印はとてもシンプルにそれを伝えらえて
良いなぁと思います。

個人的な情報は知らなくても、ご家族に障がいを持った方がいらしたり、
ご本人が病気になったり、自分ではどうする事もできない
不運に見舞われていることを知れば、
『頑張って』の☆印がいつもより多くついているように思います。



私はブログを始めてから、言い辛かった『頑張って』を、
素直に☆印を付けることで、伝えることが出来るようになりました。

『頑張って』という言葉がダメなら、
目の前の人にも、「あなたをみていますよ」の☆印を言葉にして、
「あなたに☆(星)印を」と言いたいです。

GODIVAのチョコレート

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GODIVAのチョコレート

昨日は、母のレンタルしている介護用具のメンテナンスの日でした。 

母は要支援1ですので、シルバーカー、トイレの置き型手すり、室内用の置き型手すりの
3点を毎月、介護保険で各々300~500円で、ベッドは実費1000円でレンタルしています。
介護保険のお陰でとても安く借りれて、助かっています。

年金や介護保険があるから、母は92歳で一人暮らしができています。
支えて下さっている、若い世代の方達に感謝しています。ありがとうございます。

昨日は、メンテナンスの他に、介護ショップに車椅子を見せて欲しいと
お願いしていました。

来年にはぼちぼち、お借りして、私の車に積んでおき、
母が急に具合が悪くなった時ように準備しようかと思っています。

母はもちろん、「まだ要らないわよ😒」と言いますが、
『転ばぬ先の杖』『備えあれば憂いなし』です。

車椅子も、実費で毎月600円でお借りできるようです。
ショップの方は、「介護度が上がれば、介護保険も使えるんですけど…」
とても申し訳なさそうにしていらっしいました。

そうですよね。誰だって、お安くしてあげたいけど、
そのためには、高齢者にもっと不自由になって下さいなんて思いたくないですよね。


ところで、母の介護認定が済み、この介護ショップを今のところに決めるのには、
ケアマネージャーさんとこんなやり取りがありました。

👩「介護ショップはどこか決めてますか?」と聞かれましたので、
私は、「母はイケメンの言うことなら、素直に聴きますからイケメンのショップで
    お願いします」
半ば、冗談のつもりで言ったのですが・・・

👩「わかりました!帰って他の職員にも聞いてみます」と帰られました。

後日、彼女から電話があり、
👩「同僚と話した結果、
 ここしかないだろうという事業所がありました」
とご返答頂きました(;'∀')

1週間後、H事業所の方が母の家に来られました。

確かに❣ イケメンでスタイル良く、物腰も柔らかで素敵な方でした。
その方は、契約担当の年配の方だったんでしょう、契約後あまりお会いしませんが、
その後メンテナンスに来て下さる若い方達皆、爽やかな方ばかりなのです。

この事業所は、こういう方ばかり集めているのでは?と思うぐらいです。

特に、今年の担当の方は母曰く、
「痩せても太ってもいない、背もちょうど良いぐらいで、爽やかな青年❤」だそうです。



担当の方は、吹きさらしのマンションの廊下で、車椅子の試乗や
今使っている、シルバーカーの点検をして下さいました。

最後に、「何かあったら、いつでも電話してください。すぐに来ますから👨」と
母に笑顔で伝えていました。

あたりまえのようですが、高齢者にはこの言葉がとても嬉しいのです。
日々、不自由になっていく身体で、心細い思いをして生きているのですからね。

本来なら、いけないことなのですが、
母は、彼らやケアマネさんが来るときは
毎回、お茶(今年はペットボトルのお茶1本づつ)とお菓子を用意しています。
今までなら、お茶は召し上がって、お出しした袋菓子は持って帰って頂くのですが、
今年はコロナ禍で、皆さん家に上がることはありません。

ですが、母としては一応用意はしておきたいのです。

メンテナンスがすべて終わると、
母は、私がGODIVAで、「ちょっとだけのお礼がしたいので、一番安いのを下さい」
と定員さんにリクエストして、選んでもらった、
2粒300円ほどのクリスマスパッケイジのチョコレートを、
メリークリスマス🎄」と彼に渡しました。

彼は「いただけません!」と言っていましたが、
私が母の後ろで、「まあまあ、そういわずに」とアイコンタクトを送っていたので、
「それでは…」と、鞄にしまって下さいました。

高齢者にとって、何かお世話になった方にお礼を渡せるということは、
社会参加の一つだと私は思います。
お中元、お歳暮、旅館の仲居さんへの心づけなどもそうだと思います。

ですから、受け取ってあげるのは、渡した人にとっても有難いことだと思います。

どうか皆様も、そのような機会があったら、快く受け取ってあげてください。



👇母の借りているシルバーカーです。
以前は、座れるタイプの物を購入し使っていましたが、
今は一人でそれに座ること自体が危険になり、これをお借りしています。
足元スペースが広く、ガードもしかっりしていて、今の母には合っているようです。

]

シルバーカーを選ばれる時は、その方の歩行状態に十分配慮して、
SHOPの方とよく相談して選んで下さい。
介護認定を受ければ、母のようにレンタル出来ますので、、
その都度身体の状態に合わせて、変えていくのが良いと思います。

193募金

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今日、母の家へ向かうJR芦屋北側デッキに、
北風に吹かれながら、募金箱を持った3人の女子学生がいました。

その制服は、私の母校の制服でしたので、どのような募金なのかも知らずに、
「寒いのに、ご苦労様。風邪をひかないように頑張ってね」と言って、募金しました。

母の家で改めて、手渡されたチラシを読みました。

後輩たちは、この👇『193(いくみ)募金』に参加しているようです。

news.yahoo.co.jp


私達の時代は、募金活動をしていたのは、
キリスト教系の学校の生徒だけだったと思いますが、
最近は、『ボランティア部』という部活がある学校も増えています。

私の母校も、たびたび募金活動の姿を目にし、卒業生としては、誇らしいかぎりです。


私も『傾聴ボランティア』を始めて、10年近くたちますが、
私にとって、ボランティア活動は、自己肯定感を最も高めてくれます。

私のような、なんのとりえもない人間を、待っていて下さる方がいるのです。
「来てくれてありがとう。聴いてくれてありがとう」と言って頂けるのです。

私は、ボランティアをして、相手の方に喜んで頂いて、
その方の笑顔が、私を幸せにして下さっているのです。


後輩たちにも、今の思いや経験を大切にして、
将来、困っている人、悲しんでいる人に寄り添える人に成長して欲しいと思います。

もう一度見たいドラマ

今週のお題「もう一度見たいドラマ」

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逃げるは恥だが役に立つ


私は、この2か月の間に、同じテレビドラマのブログを2編書きました。

2編とも、2016年10月期にTBSで放送された、
逃げるは恥だが役に立つ』の百合ちゃんの言葉についてです。


1回目は、11月22日です。

主人公森山みくり(新垣結衣さん)の伯母土屋百合(石田ゆり子さん)と、
百合に好意を寄せる風見涼太(大谷亮平さん)を好きな女子との会話です。

アラフィスの百合が17歳も年下の風見と付き合うなんて・・・と、
女子が百合に言いに来ます。

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👧アンチエイジングにお金を出す女はいるけど、
 老いをすすんで買う女はいない」

「あなたはずいぶんと 自分の若さに価値を見出しているのね」

「お姉さんの半分の歳なので」

ここで百合はため息のように肩を落とし言います。

「私がむなしいと感じるとすれば、
 あなたと同じように感じている女性が、この国にはたくさんいるということ」

「今あなたが価値がないと切り捨てたものは、
 この先あなたが向かって行く未来でもあるのよ」

「自分がバカにしていたものに自分がなる。
 それって辛いんじゃないかな」

「私達の周りには、たくさんの呪いがあるの。
 あなたが感じているのも、その一つ」

「自分に呪いをかけないで。
 そんな恐ろしい呪いからは、さっさと逃げてしまいなさい」



2回目は、12月6日です。

部下の男子と女子に、別の部下が産休をとることを伝える場面です。

👦「エー また一人減るんですか?」

「うん。産休に入るんだって」

「最悪!」 👩‍🦰「ぶっちゃけ、めいわく!」

「そういうこと、言わないの」

「土屋さんだって、仕事ふえるでしょ」 「むかつきませんか」

「わるいけど、もうそんな、じげんにない」

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「感 謝」

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「感 謝?」


「私の分まで、産んでくれて、

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 ありがとう❣」


「そういうもんすかね」

「この歳になるとね、もう、しっとなんか、通り越しているの」
「でも、言われますよね。女に生まれたからには、どうのこうの…」

「気にしなきゃいいのよ。
 だって、そのぶん働いてるもの! 
 税金おさめてるもの!」

「だからね、あなた達も、ブーブー言わない」

「今どき 産休に理解のある会社のほうがいいでしょ」
「それに、福利厚生があるってことは、まだ、安泰ってことよね」




どちらの言葉も、素敵ですよね。
現実にこう言える女性がいたら、憧れますよね。

逃げるは恥だが役に立つは、もちろん新垣結衣さんの「あざと可愛い」演技や、
星野源さんの(ご本人とはかけ離れた)不器用な男性の成長、
大好きな古田新太さんと、藤井隆さんの掛け合いなど、
全てが面白い番組でした。

ですが、時々ストーリーとはあまり関係なく入りこむ、
『百合ちゃんの言葉』は、どれも女性へのエールに聞こえました。

2021年1月に新春スペシャルドラマが放送されるという告知を観ました。

百合ちゃんが次は、どんな素敵な言葉を贈ってくれるのか、
今からとても楽しみです。



withtheage.hatenablog.com

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救命医師

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今日は久々お待ちかね❓ご好評いただいている、
カテゴリー「母の一言」の新作をお届けします。


それは、昨日の救命の話から、思い出した忘れかけていた一言です。

それは何年前だったでしょうか?
父がまだリタイヤしてすぐの頃だったと思いますので、
父は85歳ぐらい、母は、79歳ぐらいでした。

父母姉私の4人で、両親の故郷である宮崎に遊びに行った時の事です。

宮崎には、父の生家の古い家があり、子供たちが小さい頃、
夏はそこで1か月ほど過ごしたものでした。
ですので、タオルケットぐらいは置いてありましたが、
その時は、もう少し寒くなってきていたのでしょう、
近くの温泉付きホテルに宿泊していました。

4人部屋で、私達女性がテレビを独占していたので、
父はすることがなく、普段は入らない温泉に一人で行きました。

帰ってくると、父はスローモーションを観るように、
ゆっくりゆっくり倒れていきました。

驚いて聞くと、うっすらとした意識の中で言うには、
早く寝ようと思って、母の睡眠薬を飲んで温泉に入ったようです。
母は半錠しか飲まないのに、父は知らずに1錠丸々飲んでいました。

ホテルの方に、救急車を呼んで頂き、病院まで15分ほどというので、
私達3人はレンタカーで追いかける事にしました。
ただ、まだナビは出始めで、使い方もはっきりせず、
見当違いの場所に連れて行かれたりして、
父の病院には、1時間ほど遅れて着きました。

私達が処置室に入る前から、父の声が聞こえていましたから、
意識も戻って話せる状態になっていたようです。

まぁ、母もそれを聞いて安心していたのでしょうが・・・、

担当して下さった医師が、とても素敵な方で、母は開口一番、

「😍すみません。急だったもので、
 お化粧もしてないんですよ。ごめんなさい」


(>_<)お父さんの病状聴く前に,そこ?
お父さんに聞こえなくて良かったね。

父は、一晩観察入院することになりました。


次の朝、私達は、念入りにお化粧をして父を迎えに行きました。

AED

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昨日のブログに、Kちゃんの事を書きました。
で、Kちゃんが教えてくれたことで、『なるほど!』な話を思い出したので、
それを今日は書きます。

それは、AEDに、まつわる話です。

現在は、学校で、教習所で、市民講座でと、
広く一般に知られるようになったAEDですが、
私達の年代の方は、ほぼほぼ講習などを受けたことのない年代だと思います。

若い方には、常識なのかもしれませんが、少しお付き合いください。

Kちゃんが運転免許証を取る時の、AEDの講習の時に聞いた話だそうです。

倒れている人が毛深い時
パッドが肌に密着せずにAEDの効果が減少したり、やけどの原因となります。
できるだけしっかりと密着するように貼り付けます。
貼りにくい場合は、予備のパッドや、小児用パッドで、
まず素早く胸毛ごとはがしてから、新しいパッドを貼り直してください。


「って習ったの」😮

「え-え--痛そう\(◎o◎)/心臓止まりそう‼」

😁「大丈夫❕ 既に止まってるんだもの。
  それに、引っ剥がすことで心臓が動き出したら、なお良いでしょ」

なんて、コントのようなやり取りをKちゃんしました。


器械も色々なメーカーが出していて、どれが良いとかはないと思いますが、
私が少し覗いた中で、説明文が👇分かりやすかったので、これを貼りました。

www.aed-life.com


どの救命手引きでも、「救命は一人ではやらずに、周りの人を巻き込んで行って下さい」と書いてあります。

それも、不特定の方に向けて呼びかけるのではなく、「あなた👉」と、呼びかけた方が良いそうです。

今思えば、それが納得できることを、もう15年ほど前になるでしょうか、
私は電車の中で体験したことがあります。
 

朝の通勤時間帯で混みあっていた車両の中で、私は運よく座っていました。
横に、70代のご夫婦が座っていました。
ご主人は、iPadでずっとゲームをされていました。
と、突然ご主人が座席から滑り落ちるように倒れたのです。
そして、そのままピクリともしません。
奥様は、あわてて、ご主人の名前を呼び続けていらっしぃました。
私は、「どなたか、医療関係者の方はいらっしぃませんか?」と大きな声で、
呼びかけましたが、どなたも名乗り出て下さいませんでした。

その内、次の停車駅に着き、私は体を半分外に出して、ドアが閉まらないようにしていました。
「どなたか、駅員さんを呼んで下さい」と叫ぶと、
「すぐ呼んで来るから、待ってろよ!」と言って駆け出して下さった方がいました。

その方のお陰で、駆け付けた駅員さんのタンカーにご主人は乗せられ、
奥様と電車を降りられました。

電車は、10分遅れで発車しました。

助けを呼びに行って下さった方は、戻っては来られませんでしたので、
その後、どうされたのか分かりません。

実はこの方は、私が電車に乗り込んだ時から乗っていました。
疲れていらっしゃたのでしょうか、ぐっすり寝ていました。
汚れた作業着から悪臭がしていて、その方の周りだけ席が空いていましたので、
印象に残っていました。

「だから?どうなの?」なのですが、
満員の電車1両に居合わせた人の中で、手を上げて助けて下さったのが
彼一人だったのです。
なにか私自身、見かけで人を判断していたと反省したのです。

あの時、確かに「そこのあなた👉」とお願いしていたら、
手伝って下さった方もいたと思います。

あれから、15年は過ぎています。
日本は、色々な災害も経験し、救命の知識も広まりつつあります。
きっと今なら、手を上げて下さる方も増えていると思います。

救命は一人では、できる事が限られます。
その時、私は私のできる限りの事の出来る人でありたいと思います。

ICCAN COFFEE

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ICCAN COFFEE


この1年、外出先から帰って来ると、
コーヒー豆を焙煎したいい香りが、家じゅうに充満しています。

主人が、我が家の3階の小さなベランダで、コーヒーの焙煎に勤しんでいるのです。

ゴルフしか趣味のなかった主人に、
コーヒーを自分で焙煎して、いれる楽しみを教えて下さったのは、
お蕎麦好きの方なら、きっとその名を1度は聞いたことがあるでしょう、
兵庫県丹波篠山市丸山にある、『ろあん松田』の初代店主 松田文武さんです。
(現在は、息子さんが引き継いで営業しています)


ろあん 松田
〒669-2361 兵庫県丹波篠山市丸山154
10,000円(平均)5,000円(ランチ平均)
r.gnavi.co.jp


我が家は蕎麦好きで、丸山に何度か伺ったことがありましたが、
松田さんは、帰る時にご挨拶する程度で、まさか主人の焙煎の師匠になるとは、
当時思ってもいませんでした。


松田さんは、6年前に兵庫県の北部、久美浜にある
『HOLIDAY HOME』の中に、お店を出されました。

そして、そこで奥様と腕を振るっていらっしぃました。

holidayhome.co.jp


(こちらの『ろあん松田』は、9月28日に閉店されました。
 次は、久美浜でカウンター割烹蕎麦屋をやりたいと、言われてました)


私達夫婦も、『ろあん松田』のお蕎麦を追いかけて、こちらにも2度お邪魔しました。
2回目は、母と姉と『HOLIDAY HOME』に宿泊し、ろあんさんへお昼を食べに行きました。

その時、接客していらした奥様に、「丸山も何度か行きました」と話すと、
松田さんが厨房から出て来られ、色々お話を聞かせていただくことになりました。

その際、我が家はコーヒー好きだという話になり、
「それでは、週に1度久美浜のお店が休みの時に、
 丸山でコーヒー豆の焙煎をしてるから、その時、僕が焙煎の仕方教えるから、
 丸山にいらっしゃい」
と誘って頂きました。




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2019年11月12日 丹波篠山市-丸山 にて

後日丸山の『ろあん松田』横に建てられた、松田さんのコーヒー工房へ伺いました。

松田さんは、インターネットで生豆を買うそうで、
ですので、実のない欠損豆を選別して、取り除くところから始まりました。

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焙煎器は松田さんのは、彼の手作りでしたが、
こんなのが売っているよと👇見せて下さいました。

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後日主人もネット取り寄せました。


その日は、近くの丸山で働く青年も一緒に教えて頂きました。

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私は、写真や動画を撮影していましたので、細かいことは聞いていませんでしたが、
楽しそうなおじさん3人を、
「男の人って、どうしてこんなに外遊び好きなんでしょうねぇ」と、
微笑ましく眺めていました。


焙煎後、工房に入り、豆を挽きました。

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さすが松田さん,立派なグラインダーをお持ちで、
主人が「良いな~良いな~」を連発しますので、
「それは我が家には置く所がありませんよ」と釘を刺しておきました。


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(ちょっとカフェ風に写真を加工してみました)


この日以来、主人は我が家から40分かかる尼崎の『生豆本舗』に電動自転車で通い、

www.namamame.jp

我が家の分、東京の姉の分、友人たちにプレゼントする分と、
焙煎を楽しんでいます。

主人のコーヒーを『ICCAN COFFEE』と姉に名付けてもらいました。
新しい趣味を持てたことで、主人はそれまでよりもずっと、
『素敵に歳を重ねる』と思います。


『ICCAN COFFEE』店主お薦め、
タンザニアのンゴロンゴロ(地域の名前です)の豆を
深煎りして、ペーパードリップで抽出するのがお薦めです。

豆本譜では、100g 250円前後です。



👇このコンロなら、多少の風が吹いても外で焙煎できます。