with age 92歳の母のぼちぼち介護日記

母の介護を通して、素敵な歳の重ね方を学びます。

危険がいっぱい❷


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今朝母の家に来ると、母が靴下を片方脱いでいます。

「足どうしたの?」 

「ちょっと火傷したから靴下脱いでるの」

 「え、大丈夫?」

 「ちょっとだけだから大丈夫」

冷凍庫から、保冷剤をタオルにくるんで、母の足にまきました。

聞くと、コーヒーを飲むためにお湯を沸かし、

コーヒーカップに移す時に、

お湯が少しですが、足にかかったようです。

 

以前母が使っていた、保温付き電気ポットは、

大きくて中の水を変えるのが大変でした。

見かねて、軽くて瞬間に湯沸かし出来るティファール

一年程前に買い替えています。

 

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写真のここまでは、姉が母の家に泊まった時に、

満タンに水を入れて湯沸かししてる母をみて、

今日のように火傷してはいけないと書いたものです。

良かったです!

満タンに入れていたら、この程度では済まなかったと思います。

 

私は、朝母が必ず必要だと思う、仏様のお茶と母のコーヒーの分を、

計量カップに入れ、母の目の前でポットに移して見せました。

そして、丁度母がいつも水入れに使う800ccの計量カップの量で.

お茶もコーヒーも二杯ずつ入れられる事を母と確認し、

私は、下のラインー計量カップ油性マジックで引きました。

 

複雑な顔をしながら、その様子を母は見ていました。

 

たぶん、わざわざ書かなくても大丈夫なのに…

と、思っているのだと思います。

 

その母の心の声は聞こえませんでしたが、

強く思ったんでしょう。

この言葉は漏れました。

 

「まぁ、消そうと思えばいつでも消せるものね」

 

 

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